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「善行を行った若者が無実の罪を着せられた」と伝えられ、中国社会に大きな影響を与えた彭宇事件。ところがその真相は「罪を逃れようとゴネただけ」だったとはなんとも驚きの話。中国でも瞭望新聞週刊の記事は他メディアに転載され、大きな反響を呼んでいる。
3回目の審理の前にネット掲示板管理人に電話したというくだりが面白い。彭さんを過度に悪者にしないようにとのきづかいからか、さらりと書かれているが、管理人との間に金銭の授受があったとみるのが普通だろう。ネットとメディアを通じて大騒ぎにして、自分の罪を軽くしようとしたのである。
俗に「ネット水軍」と呼ばれる中国のネット広告代理店は、ありとあらゆる問題を「炒作」(注目を集め、事件を作り出すための誇張報道)すると言われている。ライバル会社の製品をおとしめる話題作りから、今回のような民事裁判、さらには官僚の不正を大々的に宣伝するようなことも含まれるのだとか。
彭宇事件、そして中国の「道徳崩壊」もまた、そうした中国ネットの闇が作り上げたものかもしれない。
"— 中国「道徳崩壊」の象徴、彭宇事件の意外な「真相」=捏造の連鎖は続くよどこまでも : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)