"じつは北朝鮮にはネットもあり、私たちの出会った北朝鮮人はその多くが携帯を所持していた。北朝鮮の携帯はどれもデザインがいっしょだ。また携帯は、文字通り電話をかけるためのもので、メールは通常打たない。
留学期間が残り3分の1ほどになった頃、私たちは高麗ホテルからメールを打てるという情報を得た。そこでルームメイトがノートを高麗ホテルに持ち込み、従業員に北京にいる友人にメールを打ちたいと頼んでみたことがある。すると依頼を受けたホテルの従業員はネットワークの管理者に電話をかけたものだった。
ネットへのアクセスが瞬間許可され、彼女のメールが送られた後に再びアクセスは閉ざされた、と彼女は肩をすくめた。メールは1KBごとに1元もの料金がかかるため、北朝鮮からは滅多なことでは打てない。"

HEAVEN 『異国風情』 中国女大学生北朝鮮留学実録 - 6